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2005年12月 アーカイブ

2005年12月01日

Ruby on Rails を試してみた。

で、挫折しました。orz

全然簡単じゃないじゃん。(泣)

環境は
OSX 10.4.3
MySQL 4.1.12-standard

です。

インストールはこの辺りを参考にしてさくっと出来た。

Ruby on Rails を Mac OSX Tigerで

OSXが例になってるので助かります。
Rails と Apacheの設定まではすんなり出来た。余裕っす。

で、10分で出来るなんとかみたく、アプリ作ってみようと鼻息荒く次の記事へ。

Ruby on Rails の MySQL設定 Mac OSX

MySQLへのRubyからの接続確認。


だめじゃん。
orz

MySQLのRuby APIのインストールのところでmakeができない。
libmysqlclient.soというのをmakeするときパスで指定しなきゃいけないらしいのですが、どこを探しても見当たらない。libmysqlclient.aというのならあるのだけど。

結局MySQLのRuby APIはあきらめて、手動でMySQLのテーブルを作成。
database.ymlの設定も特に問題なさそうだし。
Model、Controllerの作成もふつうに。

次にitem_controller.rbをViで編集。といっても、一行追加するだけ。(なはず。)
で、

./script/server

としてサーバーを起動してブラウザでアクセス。
エラーがぼこぼこ出まくり。
だめじゃん。

くぅっっ。

まあ、今は対応してるホスティングがあんまりないみたいだし。(言い訳。)
かの結城さんも一度は失敗したみたいだし。(関係ないっしょ。)
とりあえずはphpで事足りそうだし。(負け惜しみ。)
今回は見送りでいいか。

というわけで近々リベンジします。
いまにみてらっしゃいっ。

2005年12月02日

メラビアンの法則の反論の反論

その昔、学生の頃にCaryl Churshillという人が脚本を書いた「Blue Kettle」というお芝居を観ました。「Blue Heart」という二本立てのお芝居の一つです。あらすじは、昔、養子に出された男が生みの母親を探していているところから始まり、うまい具合に登場した母親と名乗る女性が実は。。。という話です。

このお芝居にはとても凝った(そして賢い)仕掛けがしてあります。劇中の登場人物の台詞がなぜか「Blue」と「Kettle」という単語にだんだん浸食されていくのです。劇の終わりの頃には登場人物は「Blue」と「Kettle」しか発していないのですが、内容はばっちり伝わってきます。

だんだん台詞が浸食してくるに従って、観客は一つ一つの台詞を注意深く聞かなければならず、言葉では伝えきれないエモーショナルな部分がより強調されてくるのです。まったく意味をなさない単語を聞いてあらすじをフォローできるという体験は不思議なものでした。

さて、ひるがえって「メラビアンの法則」です。これは説明するまでもないですが、営業等の現場では55%が外見で伝わり、話の内容自体は7%しか影響しないというものです。社会人になって受ける研修で必ず聞かされるあれです。

研修屋さんがでっち上げた、でたらめだと言ういじわるな人もいます。確かにセンシティブな契約を結ばなければならない側面では話された、もしくは書かれた内容がすべてになってくる場面もあるにはあります。

もちろん話の文脈や流れにもよると思うのですが、どんなに相手が発している単語が立派でも相手に伝わらないってことはよくあると思います。べつにメラビアンさんの肩を持つという事でなく、「Blue Kettle」ほど極端でないにしても、そういうことってビジネスの現場では普通に起るかなと、なんとなく思いました。

あと、「メラビアンの法則」への反論って言葉尻をあげつらってる点で「メラビアンの法則」の術中にはまってるという罠。論理的に多少おかしくても多くの人が(優秀な研修屋さんの話を聞いて)納得しちゃってるという。

このエントリーは敬愛するハロルド・ピンターがノーベル文学賞を受賞したと聞いてなんとなく思いついて書きました。決して今日の協力会社様との打ち合わせでのぼくの説明がたどたどしかったからではありません。(いい加減プレゼン力つけなきゃ。とほほ。)

ハロルド・ピンター氏は闘病中との事ですが、およばずながら回復を願ってやまない次第です。

2005年12月05日

OSXでも使えるApacheのログ解析ツール

良さげなの無いかなと探してて出てきたのをメモ。

Visitors, a fast web log analyzer

ページ下の方のVisitors 0.61のダウンロードから「Version 0.61 のソースコード (Linux およびその他全ての OS 用)」を選んできてダウンロード。ディレクトリをダウンロードしてきたvisitors-0.61.tar.gzのあるところへ移動して、

$ gzip -cd visitors-0.61.tar.gz | tar -xC 解凍したいディレクトリ

で解凍。解凍したディレクトリに移って

$ make

でコンパイル。
できたバイナリーファイルのvisitorsがそれ。
あとは適当なフォルダにコピーして使います。

使い方は

$ ./visitors -オプション ログファイル名 > 生成するhtmlファイル名

みたいな感じでOK。
詳細なHTMLファイルのレポートが一瞬で生成されます。

フリーで配布しているCGIとかだと、ダミー画像を集計したいファイルに埋め込まなければいけない事が多かったりしますが、ログファイルを直に解析できるのが便利。

借りてるホスティングサーバーにインストールして、シェルスクリプトを書いてcronで一日一回動かしてみようと思ったですが、シェルスクリプトの書き方知らないじゃん。< 僕

暇があったら練習もかねて動かしてみます。
ちょっと(いやだいぶ)心配なのでまずローカルで動かしてからですね。

$ ./visitors -h 

でオプションの説明が出てくるので簡単な訳をのせようと思ったのですが、以下のページでとてもわかりやすい説明が載ってたのでやめます。

Visitors/ウェブアナライザーを試すメモ:www.fkimura.com

この手のだと、ほかにもWebalizerとか、AWStatsもあるみたいです。

OSXってイケメン風のUIのくせにUnixの資産とかが割とすんなり使えちゃうのが面白いです。って今更なに言ってるのーですね。

2005年12月07日

most rights denied.

受けた。

Uncreative Uncommons

2005年12月08日

はてなRSSがポッドキャストにFlashが

hatenaRSS.gif

はてなRSSがポッドキャスティングに対応してますね。仕組みとしては、以前ここで書いたdel.ici.usのあれと似てます。あいかわらず、はてなフットワークの軽いなー。

音楽情報の流通について

前のエントリーにちょっと関係してるのだけど、このUIを組み込んだ視聴データのコミュニティとかあったらいいのになあと思って、技術的なことをいろいろ調べてるのだけど、Amazonのecsみたく、APIを公開してる所って全然みあたらないです。Amazon自体も視聴データをecsに乗っけてないですし、ASINコードからある程度URLの推測ができるのですが、raファイルだったりします。(やってみたけどFlashに取り込めなかった。。。)

iTunes Music Store RSS Generatorがなんとなく近いけど、APIを公開してるわけでないし、音データを視聴するにはiTunesを立ち上げねばならないみたいで、正直不便に感じます。

音楽が売れなくなった→mp3の音楽交換のせいだ!→rootkit!!みたいな流れが取りざたされてますが、ぜんぜん検討はずれなのは多くの人が気づいてるはず。

ミュージシャンがダメダメだからというのもなんか違うかなと思います。実際、路上でプロモーション活動しているミュージシャンって僕が子供の頃の新人ミュージシャンとは比べ物にならないくらい上手いように思います。多分聴いている音楽の量と質が圧倒的に違うからなんだろうなと何となく予想してます。

本当は、音楽の情報の流通のさせ方が生活スタイルとかけ離れちゃってるんじゃないかなと思います。まわりにテレビとか雑誌とかみない人が増えてるし(僕の友人関係が偏ってるのは否めないですが。)CD屋でなんか買いたくても仕事が終わる頃には大抵閉まってるし、、、とか。たまに休みの日にCD屋の視聴機でおすすめカード読みながら聴いてみても、おすすめされてるCD自体が、「うーんなんか違うなー次の推薦者希望!」とか思ってもそんな人は初めからいなかったり。また、その繰り返しでさらにCD屋から足が遠のいたり。

自分のスキルアップの為にどん欲に音楽を聴きまくるミュージシャンじゃなく、僕みたいな音楽的にはふつうな人にも、もっともっと音楽に触れる機会を増やさない事にはと思うわけですよ。それはテレビとかのマス的なやりかたでなく、ロングテールなやり方で。(うはっ、出たよ、はやり言葉。)

学生の頃は、昼食を抜いてお金を節約してCD買ったりしてたくらいなので(だいたい3食抜くと中古が一枚買えた。)(良い)音楽にお金を払う事自体には抵抗は無いです。

だから、amazonさんお願いです。音楽配信を始める際にはecsに視聴データも含めてください。あとは、ぼくら草の根のウェブっ子たちがなんとかします。

もう半年以上CD買ってなくって、職場との往復用に入っている曲もいつも同じで、ノイズをシャットアウトする耳栓以外のなにものでもないiPodをなんとかさせてください。

僕はほんとに音楽を買いたいだけなのですよ。

2005年12月13日

PHPのデザインパターン

ふと、見つけたのでメモ。

koshigoewiki:php:デザインパターン

PHPは体質に合うのかなじみやすいです。
あとでじっくり読もう。

AS2でこれやろうと思ってたのですが、真ん中あたりで停滞中。。。
まだ、続ける気ははあるのですが。。

2005年12月19日

mtascでv2コンポーネントを使用

どうやってやるのか前々から気になってたので調べてみました。
mtascの公式サイトに出てたのですが、結果として標準Flash IDEが必要な模様。mtasc単体で完結できないみたいなので残念。ってちょっと考えたら当たり前か。。

まずはエディタを開いて以下のようなasファイルを用意。

import mx.controls.Button;
class mxTest{
	function mxTest(mc:MovieClip){
		mc.createClassObject(Button,"btnTest",1,{
		label:"テスト", 
		_width:100, 
		_height:25,
		_x:30,
		_y:30
		});
	}
}

次にFlashI DEからtest.flaを作成1フレーム目に

m = new mxTest(this);
this.stop();

と、記述し、ライブラリに ボタン・コンポーネントを追加。パブリッシュ。

% mtasc -cp (クラスパス※) -mx -swf test.swf mxTest.as

※うちの環境は以下の通りでした。
/Applications/Macromedia Flash MX 2004/First Run/Classes/

で、できたtest.swfがmxtest.asを反映された物。
あとは、myTest.asを書き直す事でswfに反映させる事ができる。

次のコードはボタンを押した後、アラートウィンドウを表示させるようにしたもの。flaファイルのライブラリにAlertコンポーネントを追加してパブリッシュする必要がある。

import mx.controls.Button;
import mx.controls.Alert;
import mx.utils.Delegate;
class mxTest{
	function mxTest(mc:MovieClip){
		mc.createClassObject(Button,"btnTest",1,{
		label:"テスト", 
		_width:100, 
		_height:25,
		_x:30,
		_y:30
		});
		mc.btnTest.addEventListener("click", Delegate.create(this, btn_onClick));
	}
	function btn_onClick(eventObj:Object) {
		Alert.show("you "+eventObj.type+"ed "+eventObj.target,"title");
	}
}
% mtasc -cp (クラスパス※) -mx -swf test.swf mxTest.as

うーむ。めんどい。

2005年12月20日

うーむ。

del.icio.usが復活しない。長い。

http://blog.del.icio.us/blog/2005/12/continued_hiccu.html

やはりメインは、はてなアンテナにするか。しかしなぁ。。。
(追記:アンテナじゃなくてブックマークでした。)

del.icio.us復活。

それはそうと、昨日の「しかしなぁ」はfladdict.netさんの以下のエントリみたいなのを思ってたんだけど、うまく言葉にできなかったです。たしかに実感としてそういうのはありますね。

はてなブを見るときは、ヒットラーの言葉を思い出そう:fladdict.net/blog

「知的水準の最低レベルにヒット」というのは留保が必要かなと思いますけど、ソーシャルブックマーク以降は情報享受のスピードと比例して忘却力も大きくなったなと思います。「仕入れる、忘れる」のサイクルが早まるにつれて感情的にならないようにというのは大事ですね。大切なのは忘却力じゃなくて老人力ですよ。(笑

del.icio.usもプログラムの仕組み自体は大差ないのに、コミュニティ自体がドライな印象を受けるのはなぜなんだろう。罵倒とかなくは無いから、ぼくに第二外国語のフィルタがかかってるだけだからなのだろうか。地域性からくるのだろうか。デザインがグレー主体のミニマルだから?(んなわけないか。でもそうだったら面白い。)

scuttleの日本語化(訂正)

ちょっと前に盛り上がりを見せていた、オープンソースのソーシャルブックマークサービスScuttle」を日本語化してみました。

よっし。と思ったら先に公開している人がいました。orz

SourceForge.net:[ 1379585 ] I made Japanese translation.

ですが、せっかくだから手順とあわせて晒しておきます。

scuttle.zip

解凍したファイルの「 ja_JP.po」というのがソースファイルです。
(訂正:ロケール名の書式が間違ってるとご指摘を受けました。ありがとうございます。)

エディタで開いて

msgid "hogehoge"
msgstr "ほげほげ"

みたいな形式でひたすら翻訳していきます。できたファイルはutf-8で保存。

次に、gettextに含まれるmsgfmtというコマンドでバイナリにコンパイルする必要があります。OSXにgettextをインストールしてやってみたのですが、上手くいきませんでした。ので、久しぶりにcygwinを使用。

cygwinのsetup.exeを立ち上げ、「devel」の下にあるgettextとgettext-devel(いらない?)をチェックしてインストール。

コマンドラインから、

# msgfmt -o ja_JP.mo ja_JP.po

でOK。
/localesディレクトリにja_JP.moファイルを配置し/config.inc.php内で以下のように書き換えると動きます。

$locale = "ja_JP";

翻訳は自身無いのでご利用は自己責任で。
geekの項目とか訳してないですし。
コミュニティへの登録はどうしよう。。。

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