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Design アーカイブ

blogデザインのデザイン

本日追加したプロフィール欄の通り、本業ではWebデザイナー(兼ディレクター)として某ISPのお世話になっております。僕が作っているサイトに限らず世間一般ではお客様向けのサイトを作る際に、当たり前ですけど、公開時は100パーセント完成した(あるいは、と思われる)形で公開しているのが普通です。

ですが、Webサイトは書籍とかと違って、一度出したら終わりということはめずらしく、常に情報を更新したり、デザインを修正し続けるものだと思います。

だとしたら、発想を転換して最初の公開時は足りない所だらけのゆるゆるのデザインでスタートして、コンテンツを追加するのと同時にデザインの要素も追加したり、いらなくなった要素は削除していくような手法でやってみたら面白いんじゃないかと思いました。流動デザイン。よく言われる手法ですけど、実際に実践されているサイトはあんまりみたことないのでこのblogでやってみたいと思います。

MTのデフォルトのテンプレートでスタートして、すでにこの数日間で背景に影がついたり、日付がオレンジになったり、プロフィール欄が追加されたりしました。

こんな感じで、デザインの手法をデザインするって最近興味あります。
以前読んだこんな本をもう一度読み返してみたりして。

デザインのデザイン 原 研哉 (著)

iTunes 5のスキン

なんか普通になっちゃったかなあ。四隅がトンがりすぎちゃってあんまり好きじゃないです。アールがSonyっぽい。一度アップデートしちゃうとダウングレードが面倒だし。

初めてiTunesを見たとき当時マックが買えなくて歯ぎしりしたのを覚えてるけど、個人的には、あの感覚がなくなっちゃった感じ。機能はあれこれ便利になってるみたいだけど。

メールとかの親和性を考えてるのか。だとしたら、次期Mac OS XのLeopardもこの路線なのか。

うーむ。

レンブラント風?

光の当て方から、てっきり17世紀の絵画っぽいプロモ(どんなん?)でいくのかと思ったら動画のほうは70年代〜80年代風のおもちゃのTVCMっぽいのね。(勝手なイメージだけど。)

iPod nano TVCM

nano.jpg

WWD

を初めて買ってみました。

http://www.mmedia.co.jp/

Under constructing....

最近めちゃくちゃ気になる工事中。

http://www.comme-des-garcons.co.jp/

ちなみに、JAN Comme des garconsのページはあるんですね。ウェブでは服買えないですけど。

http://www.jan.comme-des-garcons.co.jp/top.html

ああ、今期も結構買っちゃったなあ。
セール待ちの品もいくつかあるし。。。
ていうか、前回のセールでカードの請求6桁来たときは病を感じた。

iPod nano 200GB(改)

さっき家に帰って来て発見してひとりでバカ受けしてしまいました。

iPod nano 200GB(改)

あえてDesignのカテゴリでエントリしてしまうぼくもぼくですが。

再生時間6分だと。

sonyもこのバカさを許容できるような土壌があれば豆でもなのをどうにかできたものを。
カルチャーとおバカの相関関係。

Web Design patterns

業務用にメモっておきます。具体例もあってまずはわかりやすい。

Web Design patterns

プログラムのデザインパターンと違って腑に落ちる感じは少ない。だから?みたいな。
けど、チームで作業するときの共通言語みたいなものにもなるのかも。
そっくりそのままは使えないだろうけど、たたき台として。

あと、とりあえず作ってみようよみたいなノリは好感が持てた。

ちなみに、ポータルのパターンは抽象化しすぎかなあと思いました。

webページデザインの終わり

大方、「なんとかの終わり」と題する文章は信用ならないと思うのですけど、インタラクティブな操作の結果何らかの情報を得るという流れがより顕著になれば、今までまかり通っていた印刷メタファーとしてのWebページデザインとかも変わってくるのではと。

紙というのはめくるものだけど、動くものじゃないし。最近のWebサービスを使ってるとそこらへんのメタファーから抜けきれてなくて、歯切れの悪い感じになってるのが多いかなあと。じっくり読むときは紙のメタファーでもいいのだけど、さくっと作業を終わらせたいときは一ページ一ページめくるような感じだとかったるいなあと思う。画面遷移の話だけでなく、サーフェースのデザインも。

先週は残業残業で脳が豆腐状態。
もうちょっといろいろ考えたいのだけど、今日のところは保留で。
でも、こういうこと考えているデザイナーは多いのだろうなあ。
早くしなきゃ。(何を?)

Web 2.0 for Designers

new iMac G5

すみません、TKOされました。。Front Rawだけでもいいので売ってください。新しいiSightでディスプレイがカメラのフラッシュの役割をしてるのを感心してる人がいましたが、なんかもうPC超えてるねと思わせるのがすごい。やってることはしばらく前からあるのとそうは変わらないはずなのにー。パッケージ能力だけでここまでみせるか。

Results-Oriented UI(結果志向のユーザ・インターフェイス)

この説明だけ読むとかえって不便なUIなように思えるのですが。

WYSIWYGよ、さようなら(Jakob Nielsen博士のAlertbox)

「結果」の組み合わせの仕方や、「結果」のストックの仕方にもよるのだろうか。
個人的にはOffice 12には注目してます。。

Illustrator + Javascriptでアルゴリズミック・ビューティー

ほかにも、AppleScriptとかの存在は知ってたのですけど、あれこれ面白い事ができるんだなと確認した次第です。

現在、調査中ですけど、手作業では相当難しいイメージを割に簡単に作れそうでいい感じみたいですね。アルゴリズミック・ビューティー。

個人的に、近い将来Webデザイナーはプログラマー(あるいはSE)にかなり近づくんじゃないかと予想してるのだけど、こんな所も理由のひとつかもしれない。

さっそく、デフォルトでインストールされているサンプル・スクリプトをいじって、3000個のオブジェクトを色と透明度を変えてランダムな位置にコピーし、円形内のものだけ表示するスクリプトを書いてみました。

続きを読む "Illustrator + Javascriptでアルゴリズミック・ビューティー" »

原研哉さんの講演

先週の金曜日、ご縁がありまして、デザイナーの原研哉さんの講演に行ってきました。

非常に引き出しの多い方で次から次へとピタリと決まった言葉があふれてくる感じで圧倒されました。(前日2時間しか寝ていなかったせいもあってついウトウトと。。)

おもな講演の内容は以下の2点。

・HAPTIC
・ex-formation

■HAPTIC
ハプティックと読むらしい。
もっと生の、例えば、「裸足で石畳に立つ」ような触感的なものに訴えかけるようなコミュニケーションに注目してみようという事でした。

テクノロジーの発達によって人間の感覚はむしろ退化してるのではないだろうかという批判からこのようなアプローチをとったということらしいです。

■ex-formation
informationが「知らせる」ものであるとしたら、ex-formationは、「知らないという事を分からせる」という概念らしいです。この講演で一番面白いと思った部分です。

Gucciについて「分からせる」のではブランド戦略にならなく、「いかにあなたがGucciについてしらないのか」を分からせるからお客さんは魅きつけられるという話を例に出していました。(トム・フォードの辞めた今のGucciは全然そんな感じがしなくて寂しいですが。)

作例としては、武蔵美の学生と四万十川に対して何らかのビジュアルコミュニケーションを作るプロジェクトをあげていました。その一つに四万十川の源泉から河口までの写真を撮り、川の清流の部分にアスファルトの道路を合成したイメージがありました。道路の真ん中には中央分離帯の白線があり、河口にたどり着く頃には70車線もの太さになってるというものでした。


どちらのアプローチもコミュニケーションの根っこである「知っている」ということはどういう事だろうかという事から出発してるようです。

主にインターネットでは断片的な情報があふれていて、薄っぺらい情報を得ただけで多くの人は「知ってる、知ってる。」と言ってる事を批判しています。たしかにそれはそうなのだけど。

昔読んだ、(というか途中で挫折した)本に「銃・病原菌・鉄」というのがあって、その中にインカ帝国がスペイン軍に勝てなかったのは、科学技術でも軍事力でもなく、情報の差だったと言う話が出てきます。たぶん、スペイン軍はインカ帝国について知っている事って「ああ、知ってる、知ってる」くらいの事だったのじゃないかと想像します。世の中にはそういうクリティカルな情報だってあると思います。

また、昔は、ぼくみたいな庶民が知る由もなかったような情報が、圧倒的なスピードで広まっていっているのも事実です。たしかに薄っぺらい「知ってる、知ってる」程度のものかもしれないけど、やはりその前と後では何かが決定的に違っていると思います。

インターネットでいらない情報があふれて、溺れちゃうようなら、役立つ物や、必要なものや、いままで知らなかった情報を取り出せる仕組みをデザインするのが筋なんじゃないかなと思いました。

そういう意味でex-formationというアプローチは面白い。
インターネットの世界にもex-formationはもっと増えるべきなのでは。

■原さんについて
デザインに対してとても誠実な人だと思いました。僕が「知ってる、知ってる。」程度のことですけど(笑)。

原さんのように、概念とかについてちゃんと考えるのは、めんどくさいし、時間もかかるし、あんまり儲かんないかもしれないし、クライアントも含めて、お客さんにとっては概念なんてどうでも良くて、基本的には、結果だけあればそれで事足りると思います。「うわーすげー概念だ。」と思って商品を買う人ってあんまりいない気がします。

けど、そこをちゃんと掘り下げないと「ぐっと来る感」が出ないのだろうなあ。作り手はインスタントであってはいけない。「ex-formation」みたいな発想も概念をきちんと掘り下げた結果なのでしょう。

間違いなくトップランナーの一人でしょう。

デザイナーなら読んでおきたい一冊です。

ぼくはあまりピンとこなかったですけどHAPTICは人気あるみたいです。

ボーダー/ボーダレス

プログラマーとデザイナーの境界

なるほど。最近とてもリアルに感じてます。

less is more from the internet.

cnn.jpg

CNNインターナショナルの画面デザインが変わったそうです。(webじゃなくてTVのほう。)最初、画面キャプチャを見たとき思わずwebのインターフェースかと思ってCNNのサイト探しちゃいました。

近年は報道番組もCGとかジングルとか凝りに凝りまくってた印象があるけど、かえって斬新な印象。(ま、それはそれで面白かったのだけど。)

フォントはHelveticaかな?もちろん、画面での視認性や機能性を意識しての事でしょう。

webデザインのトレンドがメディア王のTVにも波及したように見えて面白いことになってる。

"While this new design is more evolution than revolution," said CNNI senior VP Rena Golden, "our priority is to ensure that our viewers around the globe, many of whom do not speak English as a first language, understand and engage with the news we deliver. The uncluttered screen and enhanced concise graphics will now allow our video and journalism to breathe fully."

「今回の新しいデザインは革新というより進化と言える。我々が優先させたのは世界中の英語を母国語としない視聴者が、我々が届けるニュースを理解し、かつ、惹き付けられるようにすることだ。すっきりとした画面と明快さを高めたグラフィックは我々の映像とジャーナリズムを深呼吸させるだろう。」

なるほど。

キャッチーな画像や説明よりも直感性が初心者にとって優しいということですね。
ピンク主体じゃないけど、女性にも受け入れられるiPodとか、文字を特大金赤にしてもちっとも目立たないバナーとか、まるっこくてパステル調カラーの初心者に分かりにくいサイトのこととか思い出しました。表面の奥のデザイン。

ネタ元:
CNNi Goes Clean

Major redesign for CNN International

不謹慎だとは思うのだけど。

なんかかわいい。

cnet.jpg

なぜに工場員?
(素材集をなんとなく使ってるのだろうけど。)

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