moonlight

2009.6.13 (土)

moonlight

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[audio:http://www.minfish.jp/mp3/moonlight.mp3]

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DTMマガジンの7月号に掲載してもらった曲です。最近は投稿数がだいぶ増えたようで必ずしも全員が番組に取り上げてもらえないようなので感謝感謝です。

この曲はリハーモナイズの練習という位置づけです。楽譜をPrintMusicでmidiにスキャンしてAマイナーにトランスポーズし、ピアノロールを眺めて、ふと気づきました。選曲失敗したと。分散和音だらけで和音を書き換えるにはここに手を入れざるを得ませんでした。

ただ、出だしの数小節が心地よい感じに出来たので、中音域の比較的メロディっぽい所を残し最後まで強引に進めてみました。AマイナーのダイアトニックコードはCメジャーと比べてドミナント-トニックがやや複雑なのでちょっと苦戦しました。(単に黒鍵が出てくるだけですが。)広いレンジの分散和音のところで音がぶつかっているのが分かったのですが、ここまで細かい音符の単位でコードを都度動かすとせわしなくなるし、結局、解消出来ませんでした。そして結果は・・・やっっっぱり、分散和音ですよね。。。

絵画と音楽について。

子どもの頃はとくに絵がうまいわけでもなく、むしろ音楽の方が好きでした。買ってもらったマンガの主題歌のカセットテープを延び延びになるまで聴いてたりしました。結局どこで間違ったのか美大に進学する事になりましたが。

絵にまつわる小さい頃の思い出は、親が留守のときにクレヨンで部屋の白い壁全面と自分の服にさんざん落書きして大変怒られたという事です。しばらく正座して反省させられました(笑)帰って来た時は両親もさぞかしびっくりした事でしょう。

バランスを取るときに使う意識の奥の方は絵画と音楽はどこかで繋がっているような気もします。絵画での空間意識は、写実的に見えるタイプのものでも作者の解釈と構築力が求められます。音楽ももっと深い所まで理解するとそうなのでしょうか。

また、自分は曲を作っていて終盤の方になると、はっきりしたビジュアルイメージが浮かんでくるようです。このブログで曲と一緒にのせているイメージがそれです。だいたい頭の中のビジュアルイメージがクリアになったら「曲が完成した」という事にしています。イメージをphotoshopで作るときは頭の中のイメージをただ取り出しているだけなので、ばばっと大体30分ぐらいで作れちゃいます。ほとんど迷いも無い。そういう意味ではやっぱり脳の近しいところを使っているのでしょうか?

言語感覚が一番足りないかもですね。曲のタイトルをつけるのもいつも迷いますし、歌モノをつくろうとしても歌詞が全然思い浮かびません。

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