absolutely brilliant

2009.11.8 (日)

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DTMマガジン2009年12月号の藤巻浩のお気楽道場に掲載させていただいた曲です。
自分の曲ではじめて楽器(ギター)の録音をしてみました。まだ少しですけど。
今回の曲は薄い透明色を重ねる事でハーフトーンを複雑に見せる絵画のテクニックがあるのですが、そんなような方法論をイメージして作ってみました。

お気楽道場は来月で最後との事。とっても、とっても、残念です(涙)。毎月励みにさせていただいただけに。。。雨の日も晴れの日も風の日も、仕事でちょっと落ち込んだときも、いつも、いつも、この番組に元気をもらっていました。他の投稿者の方へ向けたアドバイスも自分の音楽の糧にさせてもらっていました。去年あたりに作った自分の曲を聴き直してみると恥ずかしい気持ちでいっぱいになるのですが、仮にそれは自分の耳が成長したと前向きにとらえると、この成長はあの番組のおかげと思っています。

きっと、藤巻先生のお子さんが大きくなった頃にまたコーナーを再開してくれるだろうと、願ってやみません。心待ちにしております。ぜひ。それまで自分も精進しなくては。ギターも(極力)毎日練習します。

しかし、今月も他の投稿者の曲の完成度、、、高いですね。。。
自分の曲は理論的な事を極力取り込もうとコネコネとこりくり回しつつ作っているのですけど、最後は感覚で突っ走ってしまっていて、ちょっと恥ずかしく感じました、今月は特に。

「絵画的な印象」とご指摘いただいた事について。
DAWを初めてさわった時は「これって昔絵を描いていたのと同じ感覚じゃないか」と強く感じ、自分でも音楽が作れるのではと思いました。作曲って子どもの頃から特別な訓練を受けた才能のある人だけがやるものと思い込んでいたのだけど、この発見はとても新鮮だったのを鮮明に覚えています。「良い曲」を作るのは訓練が必要な事は変わらないけれども、少なくとも今は、入り口の所は広く開かれているのだと感じました。

この感覚はUIが音の作り方を抽象化してるからだと思っているのだけど、テクノロジーが人の力をエンハンスする幸せな例なのではないでしょうか。

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