ちょっと前にNingというサービスが界隈で話題になってて、周回遅れでBeta Developerアカウントを申請してみました。
Ningをぱっと見て思い出したのは、掲示板ホスティングサービスです。インターネットに掲示板が現れたときはそれなりにインパクトがあったと思うのですが、2005年の今じゃありふれた仕組みの一つだと思います。
それと一緒で、猛烈な早さでソーシャルなんとかサービスもありふれた仕組みになりつつあるんだなあと。
プラス、del.icio.usのクローンも、Flickrのクローンも、snsもオープンソース化されつつあったりして、それこそ僕みたいなデザイナーでも参入障壁は限りなく下がりつつある。
そのうち「サクサク作成君」(@niftyが提供していた簡単にホームページが作れるサービスです。)みたく、「サクサク・ソーシャルサービス作成君」みたいなのが現れるのも時間の問題かと。
掲示板の仕組み自体が陳腐になっても未だに某匿名掲示板を見てる人が多いみたいに、参入障壁が下がった世界では結局の所ブランドが物を言うのだと思います。
技術的なことをキャッチアップするのはそれなりに楽しい事なのだけど、知らず知らず楽しくやっている先にあるのがブランド至上主義の強化なのかあと思うと、なんだかなあと思ってしまいます。
それに打ち勝つにはイノベーションを続けるしか無いのか。楽しさは止まらないのだし。